創作部

◆ストーリー

ライコの幼少期時代に飛ばされた《魔法使い》は…

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◇ログ
  
[351] 《死神》「さぁ、きたまえ。我がプロメテウスに」
[352] プロメテウス側の《死神》が《女教皇》に手を差し伸べる。
[353] 《力》「そうはさせませんわ」
[354] 《力》「「あなたはティターンズですわ」
[355] 《力》「だからあなたは幸せなのですわ」
[356] それだけ言うと、《力》は鞭を構えた。
[357] 何をするつもり?!
[358] 《力》「見せて差し上げますわ。《魔法使い》を」
[359] 《女教皇》「きゃぁああああああああああ!!」
[360] 《女教皇》はあっという間に飛ばされてしまった。
[361] 《女教皇》がとばされた時代は・・・
[362] 《魔法使い》「《審判》よ!」
[363] 《審判》「そうカッカするな、寝取られ男くん」
[364] 《魔法使い》「《女教皇》になにをするつもりだ!」
[365] 《審判》「ほぅ?かの女が心配なのか?」
[366] 《魔法使い》「当たり前であろう《女教皇》は《魔法使い》の協力者なのだから」
[367] 上空から、《力》、《女教皇》が二精霊の様子を見ている。
[368] 《力》「よく見ていなさい。自分の目で、《魔法使い》があなたをどう思っているのかを」
[369] 《女教皇》「・・・今だって、協力者だから、自分の足かせにならないか心配してるだけに見えるけど」
[370] 《力》「短絡的ですわ。もっとじっくり見なさい」
[371] 《女教皇》「た、たんらく・・・。アンタに言われたくないけど」
[372] 《審判》「《魔法使い》はかの女をなんだと思っている?」
[373] 《魔法使い》「《魔法使い》の協力者だ」
[374] 《女教皇》「ほら、やっぱり・・・」
[375] 《魔法使い》「そして、絶対に失くすことができない、唯一《魔法使い》が愛する女。」
[376] 《審判》「かの女を、実は《力》が殺した、などと言ったら?」
[377] どこか楽しそうに《審判》が言う。
[378] 《魔法使い》「なんだと?」
[379] 《審判》「まぁ、それは冗談として、だ。《力》よ、降りてくるがよい」
[380] 《力》「いきますわよ。」
[381] 《女教皇》「え!ええっ!!」
[382] 《力》が鞭で《女教皇》を縛り、そのまま下へと引っ張っていった。
[383] 《魔法使い》「《女教皇》!!」
[384] 《力》「今、《女教皇》は私の手の内にありますわ。ここで消すことも、このまま《魔法使い》にお返しすることもできますのよ」
[385] 《女教皇》「ま、《魔法使い》・・・・」
[386] 急な展開に、《女教皇》自身ついていけない。この状況、どうすればいいのかすら分からなかった。
[387] 《魔法使い》「《力》よ、この先、《女教皇》に指一本でも触れてみろ・・・」
[388] 《力》「あら、触れたら、どうしますの?」
[389] 《魔法使い》「この場から貴様を消す!!」
[390] 《魔法使い》が高貴なる錫杖を構えた。
[391] 《力》「では触れちゃいましょうか」
[392] 《力》「できるかどうか考えて発言されたほうがいいですわよ」
[393] 《魔法使い》「《力》よ!!」
[394] 《審判》「《魔法使い》、これから《女教皇》がどうなるか、とくと見ておくがよい」
[395] 《女教皇》「《魔法使い》!!」
[396] 《力》「《女教皇》は黙ってていただきますわ。《審判》」
[397] 《審判》「vau」
[398] 《審判》が”言霊”を使い、《女教皇》の動きを封じ、声まで封じた。
[399] 《魔法使い》「《力》《審判》ティターンズではなかったのか!!」
[400] 《魔法使い》「こんなことを 《魔法使い》は認めない」
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