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[461] | end |
[460] | 《女教皇》は胸に強い想いを秘めて、前へ進んでいく――― |
[459] | もう、立ち止まらない。 |
[458] 《女教皇》 | 「信じてるに決まってるよ。もう二度と弱気になんてならない。だから、あたしはライコには戻らない。このまま《魔法使い》と前を歩いていくよ」 |
[457] | 《女教皇》は涙を拭き、強気な笑顔を向けた。 |
[456] 《女帝》 | 「さて《女教皇》。もう一度聞くわ。あんたは、協力者を信じる?信じない?」 |
[455] 《魔法使い》 | 「そのようなことを聞いてるのではなく・・・」 |
[454] 《女帝》 | 「時間移動したに決まってるじゃない、莫迦ねぇ」 |
[453] 《魔法使い》 | 「なぜおまえがここにいる?」 |
[452] 《女教皇》 | 「《女帝》!?いつの間に!」 |
[451] 《女帝》 | 「まったくよ、もう」 |
[450] 《魔法使い》 | 「手間をかけさせおって」 |
[449] 《女教皇》 | 「・・・ありがとう」 |
[448] | 《女教皇》《魔法使い》を見つめ泣き笑い |
[447] 《女教皇》 | 「《魔法使い》・・・」 |
[446] 《魔法使い》 | 「《女教皇》に泣かれると《魔法使い》は困るのだ」 |
[445] 《魔法使い》 | 「《女教皇》泣くな」 |
[444] | 《女教皇》目を見開いたあと泣きだす |
[443] 《魔法使い》 | 「《女教皇》を守るためなら、この身を投げうっても構わぬ」 |
[442] 《女教皇》 | 「《魔法使い》・・・」 |