創作部

◆ストーリー

ライコの幼少期時代に飛ばされた《魔法使い》は…

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◇ログ
  
[201] 《女教皇》「そうじゃない、そうじゃないよ、唯!」
[202] 必死に訴える《女教皇》。でも、唯の涙を見て、何も言えなくなってしまった・・・。
[203] 《女教皇》「唯・・・」
[204] どうすれば・・・っ。ホントのこと言うワケにもいかないし・・・。どうしよう。
[205] 唯「当事者以外には言えない事が起こっているのよね?わかる、分かってるつもりだけど、でも・・・っ!」
[206] 《女帝》「《女教皇》」
[207] 時間移動をしてきたのだろう、いきなり呼ばれた《女教皇》は、ばっと振り向く
[208] 《女教皇》「《女帝》っ」
[209] 《女帝》「何?」
[210] 唯「えっあなただれ?」
[211] 《女教皇》「(女帝・・・・・・まさか霊格を・・・・・・)どうしてここに・・・・・・」
[212] 唯「ねぇ・・・どうしてあなた達ライコに似ているの?」
[213] 《女帝》「そりゃ水元頼子に・・・」
[214] 似てるわよだって私は水元頼子だもん《女教皇》もね  と言いそうになった《女帝》の口を、あわててふさぐ《女教皇》。
[215] 《女教皇》「何考えてんのよ!?あんた!!(小声)」
[216] 《女帝》「だって嘘つけないもん本当の事でしょこれは。(普通の声)」
[217] 《女教皇》「嘘つけないって状況を考えなさいよ、状況を!(小声)」
[218] 《女帝》「本当のこと話すとまずいことでもあるの?(普通の声)」
[219] 《女教皇》「わかってるくせに!(小声)」
[220] 《女帝》「うっさいなぁ〜」
[221] 唯「は・・・?」
[222] 唯「ってゆうかっ状況を説明してくださいっぜんぜんわかんないんですけどっ(怒)」
[223] 《女帝》「そうよね。ほら、《女教皇》、唯もこういってるし。早くダーリンのところ、戻りたいでしょ?(にっこり)」
[224] 《女教皇》「そっっそりゃぁ早く彼に会いたいよ。でもこれってアカシック・レコードに記録されてないんじゃないの?」
[225] 《女帝》「記されてるわよ。《魔法使い》の時もだったでしょ。」
[226] 唯「アカシックレコードとか、分けわかんないことばっか言ってないで、早くライコをだしてよ!!知ってるんでしょ?!」
[227] 《女帝》「ライコ・・・ねぇ・・・」
[228] 2人は顔を見合わせ、言葉に詰まった。
[229] 《運命の輪》「こんにちは。」
[230] 《女教皇》「《運命の輪》・・・!(はっ、唯は・・・)」
[231] 《女帝》「心配しなくていいわよ。」
[232] 《女教皇》「えっ?時間が・・・?」
[233] 《運命の輪》は、現れた瞬間に時間を停止していた。
[234] 《女教皇》「《運命の輪》・・・・・どうしてこんなことしたの??《魔法使い》の時だって!」
[235] 《運命の輪》「私ではないわ。」
[236] 《運命の輪》は《女帝》と顔を合わせ、お互い微笑んだ。
[237] 《女教皇》「《運命の輪》以外に時間を止められる人物っていったら・・・」
[238] 《女教皇》「じゃあ・・…?」
[239] 《女帝》「あたしの他に時間移動出来る精霊って言ったら?さぁ誰かしら、《女教皇》。」
[240] 《女教皇》「ええっと……《死神》、《皇帝》、《世界》、《審判》、《力》、《隠者》?」
[241] それと《運命の輪》、と《女教皇》は付け加えた。
[242] 《女帝》「そうそう。で?《女教皇》、誰だと思う?」
[243] 《女教皇》「え、でもその中で《運命の輪》みたく時間を止められる精霊っていったら・・・。《運命の輪》以外には・・・《死神》?」
[244] 《女帝》「ご名答。」
[245] 《死神》「そのとおりだ。」
[246] と、《死神》は現れた。
[247] 《女教皇》「《死神》!!どうしてこんなことするんだよ!」
[248] 《死神》「しなくてはいけなかったからだ」
[249] 《女教皇》「どういうこと?」
[250] 《死神》「これはアカシックレコードに記されているのだ。まあしなくても改変にはなるがね。」
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