私が運タロ第一巻を読んだときの感想は
「あんまり面白くない」
でした。
前作であるティーパーティーシリーズの影響が
大き過ぎたせいもあるのでしょうが
1巻だけではありがちな話に見えてしまったらからです。
そんな訳で当時4巻まで刊行されて
いたにもかかわらず、一巻だけ読んで数ヶ月ほど放置。
まさかその後10年以上はまり続ける作品になる
とは夢にも思いませんでした。
たまたま本屋でうろうろしてたら
運タロ5巻「《月》が私を惑わせる」が
新刊として平積みされてまして
「綺麗な表紙だな」
(手にとってぱらぱらと見て)
…なんか面白そう…
そこで2〜5までいっき読み。
そこから私の運タロ人生が始まりました。
私はあやうくこんなに面白い話を、読み損ねるところだったのか!
と、しばらく放置していた過去の自分を
責めると同時に、ちゃんと続きを読んだ自分を褒めました(笑)
私は運タロファンですよ!と前置きした上で…
運タロ2〜4巻ってテンポ悪いと思います。
一見「なんの意味があるの?」
という部分が多くて話が進まないせいでそう感じてしまうんだと思います。
後で読み返すと、あちこちに伏線が入ってて
「あれがここにつながるのか!」
という部分が盛りだくさん
最後巻までちゃんと読めば2〜4巻の内容が
必要なんだという事が分かります。
運タロを面白くないと言う人は
大抵この時点で読むのやめちゃった人だと思います。
もったいない!!(≧□≦)
前に私が運タロ初期のテンポについて話したら
運タロはパズルのように
じっくり練って書かれてるんだから
階段駆け降りるように書かれてる小説とは違う
というような事を言われて
目からウロコでした。
そうか、そうだったのか!
そんな訳で私はひそかに運タロを
「ジクソーパズル小説」
と呼んでいます。
ジクソーパズルって最初に枠をつくるとこから始めますよね?
運タロは1〜4巻までで、その「枠」を作ってるのです。
「枠」を作っている間は全体が見えなくて
何がなんだか分からないですが、
だんだん絵が埋まってくるに従って
どんどん楽しくなっていく。
そんな感じ。
私は今でも運タロ5巻を読んだ時の事をよく覚えています。
上記の事もあり、4巻まではなんとなーく
ずるずる読んでたのですが、5巻の途中で
「わ、私今すごい作品読んでるのかも!!」
と、どきどきしだして、
「 続き読みたい!でもページを
めくったらその分この後読める量が減っちゃう!}
とジレンマに陥っていました。
そのとき部活の為に体育館にいたのですが、
部活始まる直前まで本手放さずに読んでました。
新刊の発売日前は、3日前から本屋にチェックしに行き
前日は楽しみのあまり眠れませんでした(本当)
で、誰か運タロの同人誌出してないかと
探し回ったのですが、全然みつからなくて
その後半年くらいして
「誰も作ってくれないなら私が作ってやる!」
と、一念発揮。
気合い入りまくって一冊作るのに
更に半年以上かかりましたが、
なんとしてでもライコと同じ歳のうちに
出すんだ〜!と頑張りました。
そうして出したのが
「タロットパーティー」
…運タロとティーパーティー足して2で割りました(笑)
安直ー。
ゲストは中学時代の友人2名。
二人とも運タロ読んでなかったんだけど(苦笑)
片方は私にティーパーティーを教えてくれた
友人なのでまぁいいではないか、と。
その次の年は受験で一年同人活動休みましたが
受験終了後〜から現在まで、1年に2〜4冊
(ここ数年は夏冬にあわせて2冊)は運タロ本を出し続けています。
一年に出す冊数は少ないですが、
ずっと本を出す気力が続いているというのが
我ながらすごい…
…でもこれはここ数年合同誌の相方をやってくれている和音さんのおかげです。
和音さんとの出会いは私が運タロ同人
再開して2年目くらいでしょうか。
私がコミケパンフに載せておいた住所を元に
和音さんから手紙が来たのです。
それから手紙のやりとりやら、お互いの本へのゲストを
繰り返して、仲良くなりました。
私が就職してからは、コミケ申込の時点では
仕事の都合で当日参加が出来るか
どうか分からないので
じゃぁ合体で申し込んで、もし私が仕事休めなかったら和音さんが
私のスペースのめんどうも見てくれる、
という事になりました。
今のところ彼女一人にまかせた事は
ありませんが(毎年根性で有給をもぎとっております)
それを契機にコンビっぽくなってきたところで
私が自宅でのネット環境をゲット。
環境が整ったからには運タロファンサイトつくらないとね!
ということで、和音さんと二人で
「たろたろ倶楽部 」を立ち上げました。
そして現在に到ります。
たろ倶楽の 美術部、文芸部、探索部、神秘学研究部の作品合計数がいつのまにか100越えてました。
数えてみてびっくりー!!
ありがとうございます!
私が「タロット・パーティー」を出したきっかけは前述した通り、
「誰もやってくれないなら私がやってやる!」
でした。
それが今では…
時代の流れでネットという環境が出来たというのも
ありますが、こうしてたくさんの運タロファンの方と
出会い、作品を見る事が出来て、本当に幸せだと思います。
私と運タロのつながりとかを書き 連ねてみたら、
途中で受験あり、就職あり、出会いあり
…長くファンやってればいいというものでは
ありませんが、やはり10年というのは長いです。
第3部が始まらなくても運タロファンである事に
変わりはありませんが、始まるようファンにしか
出来ない事もあるだろうと思うのでこれからも頑張ります。
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